JAIST 知識科学 看護

嫁に敷かれて

考える力を自ら高めることを学ぶ最適な環境はなんだろうか?そんなことを考え大学で学ぶ医療人の小言。

ふとおもったこと

20代半ばの自分の傾向は直感的に物事を判断することであった。ツイッターの自己紹介欄にも「思い立ったら即行動!」と書いてあり、その思いで結婚、退職、大学院進学とさまざまな重要な意思決定をしてきた。

 

直感に基づいて行動して、それが果たして適切であったかどうかということは実際のところは後になってみないとわからないですよね。

じゃあ何をやってもそうなのか。もちろん何をやってもあると思いますけど、前もってその選択が正しい選択なのかどうか最善の選択なのかどうかという事は考えられると思う。

 

僕はよく考えて行動するべきだと言われたことはあったものの、よく考えるということがよく理解できなかった。どのように理解できていなかったのかということを、大学院で少しだけ考えられるようになっていると希望的に思っている。

大学院での研究ミーティングをする中で先生に僕の考えの浅さを明らかにされたことで、逆に気付かされたという所が不思議。

 

思ったことをすぐ口にする人っていますよね。そういう人は結構好かれていたりしませんか。

僕の思い立ったら即行動っていう行動スタイルは、その思ったことすぐ言ってしまう人の行動に似てると思う。

でも僕の場合は思ったことをすぐ言うというわけではないので、何を僕が考えているのかが他者に伝わるわけではない。

すぐ言う人は、何考えてるかわかりやすいから、あまり気構えず話せることにもつながってそういうところが好かれる理由にもなっているのかなぁ。

今でも思い立ったらすぐ行動したくなる時はすごくあります。

でもその行動のほかにどういう選択肢があるのか、何を自分が重視したいのか、それぞれのメリットデメリットはどんなものなのかということを考えてみるようにしています。

このように考えると大学院の生活を正当化してるようにも思いますが、でもこれは僕の思考を変えたと言う意味で非常に大きな意味を持っている。

これからは思ったことをすぐ口に出すところまで行かなくとも、なるべく思ったことを少し考えて言葉にしているということをできるように意識付けて努力してみようかなと思います。

 

結婚は少なくとも微塵も後悔してませんよ(^O^)