自己調整学習
ミーティングの時や, たびたびぶち当たる, 「あれ、自分前の学びから成長できていない」と感じる瞬間.
この感覚は非常に辛い. 仕事をやめて新たなフィールドへ飛び込み成長するために時間を費やすべきなのに, それができていないとわかりやすく感じるからだ.
どうしたら自分の成長を促進させることができるか.
そこには早道はなく, 地道に自分が辿った過ちや成功を振り返り, 次に生かすよう努めることが最も重要だ.
この大学に入ってから自己調整学習という言葉を知った. まさにこれまでの人生ではなんとなくうまくいったことが重なっていたようにも思う.しかしそれでは今後もうまくいくとは限らない.
ましてある集団で上に上がっていくには, 着実な努力の方法とその結果得られた実力が必要だろう.
ではどうするか. 隣のデスクの陳さんは研究ノートをつけていることを知った.
実験ノートを書くということは化学系などでは必須と知っていたが, 自分のその日の研究活動がどのようによかったか, 悪かったのか. どのように経験から学ぶのかということを記しているようである.
陳さんは自己調整学習に精通され, その研究もやっておられる. さすが自分の自己調整はしっかりできているようだ.
これを導入するには, なかなかの努力が要りそうだ. なぜなら僕は飽きっぽい.
しかし, この1日1日の積み上げが大きく結果を変えることは, おそらくミクロマクロループから推測される.
よし, やってみよう.